森田クリニック

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Medical

Infectious disease internal medicine感染症内科

感染症内科

感染症を治すこと、予防することの専門家です。

感染症とはウイルスや細菌などの微生物が体内に入り込んで引き起こす病気です。「かぜ」や胃腸炎のような身近なものから、インフルエンザや肺炎など時に重症化するものまでさまざまです。感染症は原因となる微生物によって治療方針がちがうため、どの微生物がどこに悪さをしているのかを判断して治療を決めることが大切となります。そのために尿や痰などでグラム染色・培養検査などを積極的に行い、細菌による感染が疑われる場合には抗菌薬(抗生物質)で治療をします。
(リンク:https://www.mhlw.go.jp/stf/
seisakunitsuite/bunya/0000120172.html

当院ではみなさまの「今」と「未来」の感染症と戦うために、抗菌薬の適正使用を行います。

「かぜ」かな?

のどが痛い、鼻がでる、咳がでるといった症状が1週間程度つづき、自然に良くなったという経験はどなたでもあるのではないでしょうか。感冒(かぜ)はウイルス感染症であり、自然によくなる病気の代表です。のどの症状、鼻水、咳が同程度に同時に出現するのが特徴です。

  • かぜの症状:
    のどの痛み ≒ 鼻みず ≒ せき

細菌感染は基本的に1つの場所に1つの菌が増えてきて悪さをしますが、かぜの原因となるウイルスでは複数の場所(鼻、のど、気管など)をまたいで症状がでることが特徴といわれています。
かぜは自然に治る病気であり、ウイルスが原因であることからも、抗菌薬は不要です。無理せずゆっくり休養することで、自分の免疫力で自然によくなります。しかし熱が長引いたり、ぐったりとしてしまったり、呼吸が苦しくなるといった症状がでてきた場合には、自己判断せずに診察を受けるようにしてください。

のどが痛い…

急性咽頭炎では主にウイルス性と細菌性がありますが、細菌性では時に抗菌薬が必要になります。

例えばA群溶連菌による急性咽頭炎の症状は「咳や鼻みずは無いけど、のどが痛く首のリンパ腺が腫れていて、高熱がある」のが特徴です。
小児に多い疾患ですが成人でもかかります。A群溶連菌が引き起こす急性咽頭炎では、抗菌薬を使うことによって症状が早く改善します。さらに感染後に引き起こすリウマチ熱(関節炎や心炎など)の予防が期待できます。途中でやめてしまうと予防効果が不十分になってしまいますので、処方された抗菌薬は最後まで飲み切りましょう。

細菌性の急性咽頭炎が時に重篤な病気へ進行する場合があります。扁桃周囲膿瘍(のどの周りに膿がたまる病気)では早急に膿を出す処置が必要になるため、下記の危険なサインがある場合にはすぐに診察をうけるようにしてください。また、咽頭炎と思っていても突然に発症するのどの痛みにはクモ膜下出血のような血管の病気のサインのことがありますので、いつもと違うと感じる場合にはご相談ください。

危険なサイン
  • つばも痛くて飲み込めない、よだれが口から垂れる、口が開かない
  • 突然の発症(何時何分に突然痛くなったと時間がはっきりと分かる)

おしっこがにごる・出すと痛い…

膀胱炎は頻尿(尿の回数がふえる)・排尿時痛(尿をだすときの痛み)・尿意切迫感(すぐに尿をしたくなる)・尿混濁(尿のにごり)が特徴です。女性にかかりやすく、20~40歳の女性では約35%が経験する意外と身近な病気です。膀胱内に尿をためている時間が長いと膀胱炎を発症しやすくなりますので、「おしっこを我慢する」「水をあまり飲まない」といった行動はできるだけ避けることが予防として大切です。膀胱炎で熱はでませんが、膀胱から腎臓へと拡大すると急性腎盂腎炎となり、悪寒をともなう高熱や背部痛がみられてぐったりとしてしまいます。この場合では特に抗菌薬が必要となります。

膀胱炎や腎盂腎炎は腸内にいる大腸菌が原因になることが多く、尿のグラム染色を行うと短い時間で原因菌が予測できます。結果が得られるのに時間がかかりますが培養検査も同時に行います。培養結果は最終的な抗菌薬の調整をしたり、今後再発・再燃した場合などの治療の参考になります。

インフルエンザって?

インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することで発症します。風邪とはちがい、悪寒を伴う高熱・関節痛・筋肉痛・咳などの症状が急に現れるのが特徴です。風邪と同じようにのどの痛みや鼻水などもみられます。子供ではまれに急性脳症をきたしたり、高齢者や免疫が低下している人には肺炎などを合併して重症となることがあります。

抗インフルエンザ薬は軽症な方では症状を約1日短くするのみですが、重症な患者、高齢者、妊婦、ハイリスクな方※(免疫不全者、喘息など)は抗インフルエンザ薬の投与により合併症を防ぐ効果が期待できます(注意:抗インフルエンザ薬は症状がでてから48時間以内の投与が望まれます)。

インフルエンザにはワクチン(予防接種)があります。ワクチンは60%程度のインフルエンザ発症の予防効果があり、特に高齢者やハイリスクな方では合併症による重症化を防ぐ効果が期待できます。積極的に受けるようにしましょう。

学校保健法:出席停止の基準

発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで(幼児にあっては、3日)。

重症化しやすい、ハイリスクな方
  • 5歳未満の小児、65歳以上の成人
  • 基礎疾患:喘息、COPD、心臓病、腎疾患、肝疾患、糖尿病など
  • 免疫不全者:がん、免疫抑制剤(ステロイドなど)投与中など
  • 妊婦、産後2週間以内
  • BMI≧40の肥満

感染症を予防しよう!

自分が感染症にかからないように、家族やほかの人に感染させないために、ひとりひとりにできることがあります。

1.咳エチケット
急性気道感染症(インフルエンザなど)の予防につながります。
●咳やくしゃみが出るときは、マスクをつけよう
●とっさの咳・くしゃみが出るときはティッシュや腕の内側などで口と鼻をおおって、顔を他の人にむけない
●鼻水、痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱へ
2.手指衛生(手洗い)
急性気道感染症や急性胃腸炎の予防につながります。
●石鹸と流水による手洗い
●アルコール含有擦式消毒薬による手指衛生
※明らかに汚れがある場合やノロウイルスなどの胃腸炎では、アルコール含有擦式消毒薬よりも石鹸と流水による手洗いが効果的
3.ワクチン接種
インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンなどがあります。
詳細はワクチン(予防接種)
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